4つの力!「稼ぐ力」を身に付けよう!(その2)

2022 / 07 / 23

起業・創業を支援する品川区の税理士・ベンチャー支援税理士法人が起業を検討する方に向けてのコラムです。

4つの力を身に付けて一生お金に困らない経営(「しっかり貯金経営」と言っています。)を我々は提唱しています。経営者になったら一緒に4つの力を身に付けよう!

(「経営に必要な4つの力」は、 ①お金を稼ぐ力 ②お金を守る力 ③お金を貯める力 ④お金を増やす力)

 
さて、今回のテーマは、「稼ぐ力を身に付けよう!(その2)」です。

しっかり貯金ができてお金に困らない経営をするために、最も大事なのが稼ぐ力です。

前回では、ランチェスター経営の話をしました。

結論は、経営者は時間の使い方が大事で時間を分散してはいけない、

という話をしました。

そこでランチェスター戦略の話を少しします。

ランチェスター戦略には、

第一法則という戦略があり、

攻撃力は、兵力数に比例するという「弱者の戦略」と

第二法則という戦略として

攻撃力は、兵力数の2条に比例するという「強者の戦略」があります。

これは、接近して一騎打ち戦で戦う場合には「成果=兵力数」ということになります。

一方、距離を離して戦う確率戦の場合には、「成果=兵力数の2乗」ということになります。

つまり、確率戦で勝負する場合には2乗作用が掛るということで、

経営者においては、自分の持てる時間をどの分野に使うかということになります。

具体的には、1日の社長の時間が8時間だとします。

この8時間をWeb制作の新規事業に100%投入する場合には、

8時間の2乗=64時間

を1つの分野につぎ込んだことになります。

一方、8時間の時間を飲食店の既存の事業に4時間、Web制作に4時間投入した場合には、

4時間の2乗=16時間

をつぎ込んだことになります。

つまり、100%自分の時間を1つの分野に投入した場合に比べ4分の1に減ってしまうのです。

これは、時間を分散してしまうと4倍時間が掛るということになります。

 
これが正しいかどうかはともかく、この法則があると仮定すると創業においては

如何に時間を営業や商品開発などに1つの分野に注力するかが大事になります。

 
ランチェスター戦略における第二法則を信じて起業することが「稼げる」会社になる第一歩と書いたのは

ここに理由があるのです。

 
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