起業・創業を支援する品川区の税理士・ベンチャー支援税理士法人が起業を検討する方に向けてのコラムです。
その2 理想の人生から逆算する
前回は、リタイヤする場合には、いくら必要ですか?
という問題に対して7000万円から1億円が必要なことが分かりました。
これは、65歳やそれ以前にリタイヤした場合の前提でした。
今回のテーマは、リタイヤ後に「どんな生活を送りたいか」
という内容です。
そこで、今回もChatGTPに相談してみました。
2024年に全国の60歳以上を対象に行われた内閣府調査では、65歳以上でも35.6%が収入を伴う仕事をしています。
また、60歳以上全体では「75歳くらいまで・80歳くらいまで・働けるうちはいつまでも働きたい」を合わせると4割を超えます。
特に現在働いている人に限ると、8割以上が70歳くらいまで、またはそれ以上働きたいと回答しています。
一方、「仕事だけを続けたい」ということでもありません。
2025年の内閣府「国民生活に関する世論調査」では、自由時間が増えたらしたいことの1位は旅行61.5%、次いで趣味・娯楽41.5%、睡眠・休養32.2%、運動・スポーツ27.2%でした。
ですから、現在の日本人の65歳以降の希望を大きく整理すると、次のような人生像だと思います。
65歳以降に求めるもの イメージ
① 健康 元気に歩ける・旅行できる・運動を続ける
② 旅行・趣味 国内外旅行、ゴルフ、釣り、園芸、読書など
③ 適度な仕事 フルタイムではなく、自分の経験を生かして働く
④ 家族との時間 配偶者、子ども、孫との時間を増やす
⑤ 友人・社会とのつながり 仲間、地域活動、ボランティアなど
⑥ 学び・新しい挑戦 勉強、資格、新しい趣味、場合によっては起業
⑦ 経済的な安心 年金+貯蓄+多少の仕事で無理なく暮らす
男性と女性では少し違いがあります
興味深いのは、65歳以降の仕事との付き合い方に男女差があることです。
65~69歳の就業率は男性61.6%、女性43.1%です。
つまり男性は65歳を過ぎても仕事を続ける割合がかなり高いです。
また内閣府調査では、仕事を選ぶ際、男性は女性より「自分の経験やスキルを生かせる」ことを重視し、女性は男性より「自宅から通いやすい」ことを重視しています。
したがって、かなり単純化すると、
男性
「仕事を完全にはやめたくない。ただし責任や時間に縛られず、今までの経験を生かしたい。そのうえで旅行や趣味を楽しみたい。」
女性
「仕事だけではなく、自分の時間、旅行、趣味、友人、家族との時間などをバランスよく楽しみたい。」
という方向が見えてきます。
ただし、もちろん個人差のほうがずっと大きいです。
私が特に重要だと思う変化として、昔の典型的な人生モデルは、
22歳就職 → 60~65歳定年 → 完全引退 → 老後
でした。
ところが今は、
65歳 → 第一線から少し退く → 70~75歳くらいまで好きな仕事をする → 同時に旅行・趣味・家族との時間を増やす
という「半分現役・半分自由」に近い人生が増えていると考えたほうが実態に合っています。
そして、65歳以降の仕事についても「お金」だけではありません。
65歳以上では、「健康・老化防止のために働く」という回答も3割弱あります。
つまり、
お金のために働く → 社会との接点や健康、生きがいのために働く
へ、仕事の意味そのものが変わっていくわけです。
以上が回答でした。
本当によくまとまっています。
私の妻の父親は新日本製鉄で、定年まで働いて老後は家の庭で野菜を作ったりして全く仕事をしなくなっています。
一方で、60歳で定年を迎えた私の娘の学校の友達のお父さんは、上場会社の定年後嘱託として週2~3日出勤して、それ以外の時間をNPOの理事等で社会の接点も大事にしています。
人それぞれ送りたい人生は異なりますね。
改めて、下記に載せてみますが、みなさんはどうですか?
① 健康 元気に歩ける・旅行できる・運動を続ける
② 旅行・趣味 国内外旅行、ゴルフ、釣り、園芸、読書など
③ 適度な仕事 フルタイムではなく、自分の経験を生かして働く
④ 家族との時間 配偶者、子ども、孫との時間を増やす
⑤ 友人・社会とのつながり 仲間、地域活動、ボランティアなど
⑥ 学び・新しい挑戦 勉強、資格、新しい趣味、場合によっては起業
⑦ 経済的な安心 年金+貯蓄+多少の仕事で無理なく暮らす
私は、①をイメージしていますが、一方で⑥に魅力も感じています。
実はちょっとした夢があります。
「八ヶ岳農業大学」に入学する
というものです。
以前、八ヶ岳連峰の赤岳を登山して帰りのバスで「八ヶ岳農業大学」のキャンパスを目にして、ここで生活できたらいいな。
と感じたのがその理由です。
・勉強
・登山もできるかも
・自然の中で生活 などなど
実際にどう行動するかは別として、八ヶ岳を楽しんだ後の自分には、キャンパスがキラキラ輝いてみえました。
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