考えて!創業はリスクがあるのか?将来への備えなのか?
2018 / 11 / 29
起業・創業を支援する品川区の税理士・ベンチャー支援税理士法人が起業を検討する方に向けてのコラムです。今回のテーマは、「考えて!創業はリスクがあるのか?将来への備えなのか?」です。
先日、銀行の方とお会いしてこんな話がでました。
銀行員:
「前川さん(大手企業を退職した方で起業支援をサポートしている方)を見ていると生き生きしていますね。
私が退職したら、あんなようになっていられるかな?」
「私たちは、60代で自動的に退職しなければならないけど、果たしてその時に、社会との接点があって
あんなに生き生きとしていられるか心配です。」
「特に上に居る人たちは、会社の看板がなくなるので、更に難しいかも・・・」
とこんな話がでました。
創業した社長は、自分で退職のときを決めることができます。
現在お付き合いしている社長は、70歳を超える方も多くいらっしゃいます。
起業は、スタート時相当苦労します。
大手の会社を退職して、周到に準備して予想どおりには事業は進まないものです。
つまり、短期的には誰しも相当苦労するのです。
ただ、事業が軌道にのり人の採用も順調に進めば、自分のやりたい仕事で生計を立てられる魅力もあります。
もちろん、事業の規模が拡大しても人材育成や財務など問題は次から次へと出てくることも事実です。
それでも、はじめの銀行員との会話のように人生100歳時代を迎えた今日では、サラリーマンのまま
年を重ねることもある意味リスクかもしれません。
「短期的な成果を求めるか?長期的成果を求めるか?」
ここも起業する動機になると思います。
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