なぜ?会社名を決めるとき何を調べておくべき?

2015 / 08 / 31

会社名は、人間に例えると顔のようなもので、自社を覚えてもらったり、会社の設立の思いを理解してもらうなど大切な要素の一つになりますので、簡単に決めずにしっかり考えたいものです。
もちろん、設立後は名刺や領収書、請求書などの各種印刷物やウェブサイトでの運営者情報等で使用することとなります。
設立の際にまず悩むこととなりますが、慎重に決めていきましょう。
以前は類似商号という制度があり、最低行政区内で産業分類が近い業種の、似たような会社名は登記できないという規制がありました。現在ではそのような規制も撤廃されているため、原則的にはどんな名称でも登記が可能です。

【豆知識】
特徴のあるビジネスを展開する会社で自社の社名自体が主な事業内容になるなど、会社の名前の重要性が高いときは、逆に簡単に会社名を使われてしまうという問題があります。
そこで、サービス名を企業名とする場合には、企業名を商標登録することをお勧めします。商標登録することで、自社のサービスと企業名をある程度守れるためです。 「 うちはここまでは・・・」という会社でも、最低、ネットの検索サイトで、想定する会社名やそれに近い名前を調べてみることだけはお勧めします。また、自社のドメイン名も合わせて調べておきたいものです。