税理士の仕事とは?団信保険は入るべきですか?
2021 / 06 / 08
税理士を探しているあなたへ送る、「税理士の仕事とは?」をお答えいたします。我々税理士は、大きく分類すると4つの仕事をおこなっています。
税務・会計・経営・お金となりますが、日々の社長さんとの会話から税理士との仕事の仕方をご紹介いたします。
Q 社長
大内さん! 日本政策金融公庫の融資が決まりそうです。
A 税理士の大内
良かったですね。
借入はできるだけ早い段階で動くのが鉄則ですよね。
Q 社長
ところで、政策金融公庫の担当者から団体信用生命保険の加入を勧められたのですが。
どう思いますか?
A 税理士の大内
社長に万一のことがあった場合に、
今回の借入金がその保険で返済されるというものですよね。
よく住宅で加入するケースが多いわけです。
Q 社長
で加入した方が良いの?
A 税理士の大内
仮に社長が無くなった場合にこの借入はどうなるか・・・・
という点を整理しますね。
社長は一人で会社をやっています。
仮に社長に万一のことがあった場合には、当然この借入の返済は難しいです。
その結果、個人保証している場合には、その借入が返済できないため
個人保証の社長に返済義務が発生するとともに、
社長が亡くなった結果として、遺族に対して返済義務が生じることとなります。
Q 社長
え・・・・・
そういうこと・・・・
A 税理士の大内
ただ、経営に関係していない奥さまや子どもに対して、事業上発生した借入を負担させるのは
保証人としての債務として民法上は責任を負うことになりますが、
その責任を負わせることも非常に酷なことなので、
銀行が一筆書いてもらってその債務を相続人には及ばないようにしているみたいです。
Q 社長
そうなんだ・・・・
A 税理士の大内
ただ、社長が亡くなって会社を閉鎖させてしまうのはもったいないため、
奥さまが社長に代わって代表者になるかもしれません。
そんな場合には、借入が無くたっていれば大分経営は楽なので
団体信用生命保険に加入するのは、いい方法だとは思いますよ。
A 社長
なるほど・・・・
将来のことはどうなるか分からないけど、
一応入っておこうかな・・・・・
これが税理士に対する借入をした際の保険加入についての相談なのです。
どのように組織を組むかも日々の税理士とのコミュニケーションが非常に大事なんです。
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