東京商工会議所・日本政策金融公庫合同セミナー

2015 / 12 / 08

東京商工会議所のビジネスサポートディスクと日本政策金融公庫 東京中央支店の
合同開催の「事例でわかる後継者育成セミナー ~早めの準備で会社を引き継ぐ!~」
が開催され、第4回目の講師を担当させていただきました。

「ケースで考える財務の知識向上」
~数字が読める経営者になろう~
というテーマでの講演でした。

40名を超える参加者への講演でしたが、このテーマだけに
少し難しかった面があったこともあり賛否両面の感想でした。

ただ、60ページ近いレジメを準備したため、復習できる
教材でとてもよかったですなどの前向きなコメントも多く
少し安心しました。
(テキスト作りに1か月半は掛かったので、終わってホッとしています。)

さて、創業を目指す方も決算書の読み方を覚えることは大切です。
参考にはじめの書き出し部分を記載しておきます。

財務知識を向上させて、業績を高めるステップ
<ステップ1>
2代目の社長に必要なことは、自分の売っている商品やサービスばかりに気をとられないで、管理する3つ能力を高める必要がある。
1.お金の流れの読み方と管理
2.人の管理
3.自分の時間の管理
この3つは、どれも自己抑制能力を習得することで高められる。

<ステップ2>
お金の流れを読み取っても、2代目社長が業績を高めることができない5つの障害
1.お金を失うことに対する恐怖心
2.悪いほうにばかり考えて臆病になる
3.忙しいことを理由に怠ける
4.給料や銀行への支払いが増えることを乗り越える“ガッツ”の欠如
5.無知を隠すために傲慢になる

<ステップ3>
業績向上を目指すためのスタートを切るためのステップ
1.“やりたい!”“やりたくない!”という強い目的意識を持つ
2.毎日自分で道を選択し、決断する
3.友人を慎重に選ぶ
4.新しいやり方を次々と仕入れる
5.自己抑制力を高める
6.専門家を有効に活用する
7.ほしいものは、利益(キャッシュフロー)で買うようにする
8.他の業界のヒーローからやり方を学ぶ
9.ほしいものをまずは与えることからはじめる

★つまり、すべてのスタートは
「お金の流れの読み方と管理する力」が重要なのです。

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