なぜ?定款を作成するまでに考えておくことのか?
2015 / 10 / 10
起業・創業を支援する品川区の税理士大内 力が起業を検討する方に向けてのコラムです。今回のテーマは、「なぜ?定款を作成するまでに考えておくことのか?」です。
「会社を設立したいと思うけど、何を決めておけばいいのか?」
と、こんな質問を受けます。
会社を設立する際には、会社の最低限のルールを決めることとなります。
これを定款といいます。
したがって、定款を作成する際に必要なことははじめに考えておく必要があるのです。
<その1> 商号
今では、ローマ字でも会社名にすることができます。
また、類似商号規制はなくなったため、自分の作りたい名前を決めてください。
<その2> 本店
会社の本店をどこにしますか?
まだ、事務所を借りていないのですが・・・など詳細はご相談を
<その3> 目的
まずは、会社の事業内容・やりたいことを箇条書きにしましょう。
将来やりたいことも一緒にまとめておくと便利です。
<その4> 資本の額
1円からでも大丈夫ですが、いくらお金を投入できますか?
創業への思いは、資本金(自己資金)に表れます!
<その5>取締役
スタートする中核メンバーは?
社長1人でも大丈夫ですが、取締役会という会議体にしたい場合は、最低3人は必要です。
<その6>監査役
実は、今は選任が任意となっています。
ただし取締役会を設置したい場合には、必ず必要となります。
<その7>事業年度(決算期)
よく3月決算とか12月決算ということを耳にしますよね。
これは4月1日スタートの3月31日終了とすることです。
自由に決められますが・・・・
<その8>株式申込人
自分以外に出資をしてもらいますか?
社長が1円も出資しないのは、問題があるので気を付けて!
まずは、これだけは考えておきましょう!
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