なぜ?銀行口座の開設には注意が必要なのか?
2016 / 01 / 10
起業・創業を支援する品川区の税理士ベンチャー支援税理士法人が創業を成功に導くための情報をお届けします。今回の情報は、「なぜ?銀行口座の開設には注意が必要なのか?」です。
次にすべきが銀行口座の開設となります。
本によってはジャパンネット銀行などを進めているところもありますが、
ネット銀行ができた今でも本社近くの信用金庫の銀行口座は開設したいものです。
理由は簡単で将来の融資を考えた場合、どうしても頼りになるからです。
理由は、
①大手都市銀行は、設立3年以上経過していないとほぼ融資の相手にしてくれない。
②区・市の実施している制度融資(各行政が実施している金利や保証料の補てん制度)を
受けようとする場合、同じ行政区にある支店の銀行でないと手続きがスムーズにできない
③融資の予定がない場合、まずは定期積金などを実施しておくことも大切
という理由だからです。
そのうえで、入金用の銀行口座と振込み用の銀行口座をわけて(同じ銀行内で2つの口座
を分けてもってもいいです)今月に必要な金額を把握して、入金口座(かつ、残高を置いておく
口座)から振込み・引落の口座に資金を移動するようにします。こうすることで、今月幾ら
必要となるかを、常に考える癖ができるようになります。
この引落や振込み用の口座をネットバンキング専門のジャパンネット銀行や楽天銀行を
活用することで手数料の削減も実現できるのです。
信用金庫などの口座開設は、振込み詐欺などの問題からハードルが非常に高くなっています。
特に事務所を間借りする場合には、更にハードルが高くなりますので看板を出すことやホームページを
開設しておくなど実態があることを説明できるようにするなどの工夫も必要となります。
ただ、上記ポイントは押さえておきたいものです。
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