税理士の仕事とは?後継者をどうするか(その2)?
2023 / 08 / 14
税理士を探しているあなたへ送る、「税理士の仕事とは?」をお答えいたします。我々税理士は、大きく分類すると4つの仕事をおこなっています。
税務・会計・経営・お金となりますが、日々の社長さんとの会話から税理士との仕事の仕方をご紹介いたします。
Q 社長
今年の7月に自分も65歳になるので、息子に社長の役職を引き継ごうと思うけど
先生はどう思う???
A 税理士の大内
社長ももう65歳ですか・・・・
はやいですね・・・・
息子さんは専務として6年ぐらい経験したのでそろそろ良いと思いますよ。
ちなみに社長とは役職で会社法上の取り扱いではないのです。
つまり、社長を退いて
・代表取締役会長になるケースと
・取締役会長になるケース
があります。
Q 社長
代表取締役は退任するつもりなので
取締役会長になる感じかな。
A 税理士の大内
そうですね。私も代表権は外れた方がいいと思います。
銀行の融資を受ける際に、
会長と社長で連名で保証人になることとなるので。
息子さんの年齢を考えると1人代表で大丈夫だと思います。
Q 社長
退職金はまだいいんでしょ?
A 税理士の大内
そうですね。
取締役を退任していないので退職金の支給はまだですね。
役員の退職慰労金は次のように計算します。
取締役の期間 報酬金額×在任年数×倍率(1)
社長の期間 報酬金額×在任年数×倍率(3)
会長の期間 報酬金額×在任年数×倍率(2)
この合計額で計算することとなります。
Q 社長
そうか・・・
A 税理士の大内
役員退職慰労金の規定を作って、その規定に従って支給する
ということです。
ところで、役員報酬はどうするんですか?
Q 社長
自分の報酬と専務の報酬を入れ替えるつもりかな・・・
A 税理士の大内
分かりました。
司法書士に依頼して手続きをお願いしてもらえますか?
Q 社長
遺言をお願いした××先生がいるので、その方に言ってみます。
A 税理士の大内
了解しました。
登記が終わったら変更後の謄本送ってください。
Q 社長
了解!
こんな流れで社長の事業承継もサポートしています。
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