4つの力!お金を守る力を身に付けよう!(その13)

2025 / 09 / 19

起業・創業を支援する品川区の税理士・ベンチャー支援税理士法人が起業を検討する方に向けてのコラムです。

 
①お金を稼ぐ力 ②お金を守る力 ③お金を貯める力 ④お金を増やす力の4つの力を身に付けて、

お金をしっかり貯められる経営を我々は提唱しています。

 
さて、今回のテーマは、「お金を守る力を身に付けよう!(その13)」です。

 
お金を守る力を身に付けよう!の最終回です。

「貸借対照表はここに注意!」というテーマを2つに分けるの2つ目のテーマです。

(2)税務署は決算書のここをチェックします。

① たな卸資産

たな卸資産があるかどうかになります。税務では売上に対応しない仕入・外注費は在庫として処理する必要があるため、売上に対応しない仕入や外注費は仕掛品として在庫計上する必要があります。この部分をチェックすることとなります。

② 貸付金等

経営者・取引先に対する貸付金については、会社の平均調達金利での利息を受け取る必要があります。特に経営者に対する利息は、注意が必要です。

③ 建物・土地

経営者の利用している不動産がある場合には、適正な家賃の受取があるかどうか確認がされます。

④ 車両運搬具

経営者個人の嗜好性の自動車かどうかとなります。業務上必要かどうかが一つの判断基準となります。

⑤ 保険積立金

経営者の保険については適正に処理されているかどうか、保険契約書からチェックされます。

⑥ 未払金・買掛金

内訳明細書に記載されている未払金・買掛金についてはその内容を確認して来ます。

⑦ 仮受金・預り金

内訳明細書に記載されている未払金・買掛金についてはその内容を確認して来ます。

 
税務調査において資産関係をチェックすることは案外少ないのです。

ただ、恣意的なものや収入計上する必要があるかなどがポイントです。

つまり、税金が追徴できないかな?

というのがポイントとなります。

 
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