考えて!いつ起業すべきですか(その1)?

2019 / 03 / 27

起業・創業を支援する品川区の税理士・ベンチャー支援税理士法人が創業した社長のよくある相談をお答え致します。

今回のテーマは、「いつ起業すべきか?(その1)」です。

最近、学生で起業した会社のことがスタートアップとして話題になっています。

昨日(平成31年3月26日 日経)の新聞記事で「ハッシャダイ」という会社が紹介されていました。

ハッシャダイは、ヤンキーにターゲットを絞り、「ヤンキーインター」を通じて人材育成と人材紹介するビジネスです。

応募資格は、18歳から24歳の非・大卒生。

インターの期間内に営業が6ヵ月・プログラミングは1ヵ月研修を行いうのですが、研修を受けると

アポなしで通信機器の飛び込み営業を行い、その日のうちにロールプレイングで振替えるという実践主義で知識を身に着ける方法。

参加費は無料でシェアハウスで共同生活を行うというものです。

このハッシャダイの社長は創業から4年のまだ25歳の久世大亮社長。

自分自身を含めて創業メンバー5人が元ヤンキーで共同生活を送りながら働いた経験から考えたアイディアだそうです。

若いとか学生だから、ということではなく、社会の問題や課題に気づき、商売になると思うことが

創業の切っ掛けなのかもしれません。

ただ、学生のうちはどうしても社会の問題を肌で感じる機会が少ないだけでなく、まだ「学生」という甘えもあるもの事実。

実際に社会に出て色々な経験を積んだ後に起業することも選択肢の一つ。

いつ起業すべきかの結論は難しいですが、一度社会にでて起業する方が多いのは事実だと言えます。