なぜ?サラリーマンより経営者が税務上有利なの!

2016 / 02 / 28

起業・創業を支援する品川区の税理士ベンチャー支援税理士法人が創業を成功に導くための情報をお届けします。

今回の情報は、「なぜ?サラリーマンより経営者が税務上有利なの」です。

こんな事例がありました。

ワインが大好きな旦那さんと奥様は2人で会社を設立しました。旦那さんは、ワインが大好きで将来自分でワインを作ることを夢にみて、ワインの造成方法を学びにオーストリアの大学院まで通ったほど。ただ、いきなりワインづくりをはじめても、日々の現金収入がないためあるアイディアが浮かびました。そうです。海外留学時代の人脈があるので、ワインの輸入・卸売業を始めることにしたのです。卸売業の業績は順調で、高価なワインを提供する飲食店からは、安定的に売上が入って来ています。そこで、いよいよワインづくりを始めることとしました。まず、ワインづくりに必要な苗床を1000鉢購入し、農家を営む旦那さんの実家に依頼して、栽培を始めました。1年後には長野県に移住し、ブドウ栽培からワインづくりを始める予定です。

(ポイント)

・自分の趣味はワインで、仕事もワイン、夢もワインづくりという夫婦です。

質問1 お客様の飲食店の状況を確認するために夫婦でお店に行ってする飲食は、経費でしょうか?

質問2 ワインを購入して試飲する費用は、会社の経費になるでしょうか?

質問3 ワインを勉強するために、フランスなどに旅行する費用は、会社の経費になるでしょうか?

問題4 ワインづくりを始めるため協力をしてもらっている農家の実家に帰省する費用・手土産代・お礼代は会社の経費になるでしょうか?

(サラリーマンのお金の流れ)

サラリーマンにおいては、すべて次のように課税された給与から、上記の費用を捻出する必要があります。

給与1000万円とすると所得税・住民税・社会保険 約3.5割 350万円です。

手取り 650万円となります。大好きなワインの購入・ワインのお店での飲食 年間200万円

家族の手取り 650万円 ▲ 200万円 = 450万円

(会社を設立した夫婦のお金の流れ)

売上▲仕入 利益1000万円 大好きなワインの購入・ワインのお店での飲食 年間200万円

給料 社長700万円 奥様100万円(奥様非課税)所得税・住民税・社会保険 約3割 210万円

家族の手取り 700万円▲210万円+100万円=590万円

 

このように、会社を含めた家計にお金を残すには、ちょっとした副業も含めた創業が税制上は有利な仕組みになっています。

ただし、大事なのが、利益の1000万円を確保できるか?ということです。

経理の仕組みを理解し、税法のポイントを押えれば、あなたも、「お金持ちお父さん・お母さん!」を目指すのも夢ではありません。

ちなみに、先ほどの質問の答えは、根拠を説明・証明できればすべて経費として認められます。