なぜ?資金繰り表の作成は大切なのか?

2016 / 05 / 31

起業・創業を支援する品川区の税理士ベンチャー支援税理士法人が創業を成功に導くための情報をお届けします。

今回の情報は、「なぜ?資金繰り表の作成は大切なのか?」です。

会社はどうやったら潰れると思いますか?

よく黒字倒産ということを耳にしたことがあると思います。

一方日本の中小企業の8割は赤字ですが、日本の企業の8割がすぐに倒産すると思いますか?

創業する以上、永続して会社を続けたいもの。そこで、なぜ倒産するのか考えてみましょう。

会社はどのようにすると潰れるのか?

会社が赤字で潰れるのが一般的ですが、赤字だからと言ってすぐに潰れるわけではありません。

支払わなければならないものが支払えなくなった時に、会社はつぶれるのです。

会社に利益がでることと、お金が手元にあることは一致しないことを知っておくことが大切です。

簡単な例で説明します。

当社が9月1日に500円で仕入れた商品が、今日9月15日に1000円で売れました。

9月1日 商品仕入れ 掛け 500円

9月15日 商品販売  掛け 1000円

9月30日 決算 1000円△500円=500円 の利益

10月10日 掛け代金の支払い △500円

10月30日 掛け代金の入金 1000円

当然利益は、500円です。

儲かったと喜ぶと思いますが、ちょっと待ってください!

代金の支払いのタイミングと入金のタイミングに注意が必要です。

つまり、売上代金を入金してもらう前に、仕入代金の500円を支払わなければならないのです。

したがって、10月10日に先に支払う500円がないと会社は倒産してしまうのです。

 

入金と出金のタイミングについては理解できたと思います。

ただし、実際に会社を興したあとは、どのように計画し管理すればいいのでしょうか?

銀行の融資を受ける上でも、最も大切なのが資金繰り。

銀行は本当に融資が必要なのか?返済は可能なのか?をみます。

資金繰り表とは、お金のやり繰りを表にまとめたものです。

資金繰り表は法律で定められたものではないため、決まったフォームはありません。

当社では簡単に作れるフォームをお渡ししております。

設例のように、入金の日と支払の日は非常に重要です。

ただ、創業した方は入金の日と支払の日の大切さの認識が非常に甘いのが現状です。

お客様の入金条件や仕入先の支払条件は、全て創業者である社長の実力に左右されます。

・どんな条件で支払ってもらうか。

・どんな条件で支払うか。

資金繰りを意識して定めたいものです。