なぜ?経営者は業務だけに専念してはだめなの?

2016 / 04 / 19

起業・創業を支援する品川区の税理士ベンチャー支援税理士法人が創業を成功に導くための情報をお届けします。

今回の情報は、「なぜ?経営者は業務だけに専念してはだめなの?!」です。

では、まず創業した社長の仕事を理解してみましょう!

戦略とは、「見えないもの」で将軍が少ない犠牲でどの様にして戦争に勝つかを、知恵を絞って考えることです(戦略=効果的な勝ち方のルール)。

見えない戦略を見えるようにするために作戦計画書を作成して、部隊責任者に伝えます。

経営における戦略とは、全社的な経営競争の勝ち方のルールで、これを考えるのが社長の役割となります。

見えない戦略を見えるようにするために経営計画書をつくります。

社長は経営を構成する1つ1つに対して効果的な勝ち方(成功)のルール(戦略)を考える必要があります。

社長は、自分の会社の儲かる仕組みを考える必要があるわけです。

 
では、戦国時代の戦争を例に例えてみます。

創業したあなたは、戦国時代の将軍ということです。

①戦う相手の決定

②戦う大義名分を決める

③戦う相手国の兵器・兵力の情報

④自国の中心部器と補助兵器

⑤中心の戦場・最大範囲

⑥ターゲットの部隊・戦場への進軍ルール

⑦戦う陣形

⑧部隊編成・人の配置・役割分担・兵の教育

⑨軍資金の調達

これをまとめるのが作戦の計画書となります。

 
では、創業したあなたの社長としての仕事は

①競合企業の決定

②会社の存在意義

③競争相手の情報

④重点商品とその範囲

⑤営業地域・最大範囲

⑥業界・客層

⑦営業ルート・営業方法

⑧組織対策・人の配置・役割分担・社員教育

⑨資金調達と資金配分

となります。これをまとめるのが経営計画書となります。

創業した社長は、竹やりをもって毎日戦うだけで戦争に勝ち残れますか?