税理士の仕事とは?今融資をうけるべきだと思いますか?

2021 / 04 / 07

税理士を探しているあたなへ送る、「税理士の仕事とは?」をお答えいたします。

我々税理士は、大きく分類すると4つの仕事をおこなっています。

税務・会計・経営・お金となりますが、日々の社長さんとの会話から税理士との仕事の仕方をご紹介いたします。

 
Q 社長

大内さん! 銀行の担当者が来て有利な条件で借り入れができるから追加で融資を受けませんか?

と言ってきているけど、どう思う???

 
A 税理士の大内

へ・・・・

社長のところには現金も結構あるので借りてほしんでしょうね。

 
Q 社長

大内さんに言われたように、月商の3か月分を目標に手元現金を置くようにしているからね。

まあ、今特に困ってないから今回は断ってもいいかな?

 
A 税理士の大内

そうですね。

手元現金に余裕があると、どうも踏ん張りができない方もいますが、

社長は大丈夫でしょ??

 
Q 社長

そんなことはないよ・・・

やっぱり現金が減ってくると頑張らないと・・・・といつも思っているよ・・・

 
A 税理士の大内

(笑)

社長でもそうなんですね。

でも銀行はお金がある会社に融資をさせたくて、

お金がない会社には融資をしたくないところがあるんですよ!

 
Q 社長

え・・・・・

だってお金に困っているから銀行から融資を受けたいわけで、

手元のお金が多ければ借りる必要はないわけだから

大内さんの言っていることは逆でしょう (笑)

 
A 税理士の大内

じゃ・・・社長ならどっちにお金を貸しますか?

Xさん・・・1000万円の借金はあるが、現金も1010万円ある人

Yさん・・・借金は1円もないですが、現金も10万円しかない人

 
Q 社長

確かに同じようだけど、お金を多く持っている人の方が安全な感じかな

 
A 税理士の大内

そうなんですよね。

Xさんの借入が10年返済だとすると、年間100万円返すことにはなりますが、

手元には十分お金があるので、返済がすぐに滞ることは少なくなりますね。

つまり、借りたお金が返ってくる確率は、YさんよりXさんの方が高いと言えるのです。

だから、手元のお金がかつかつになる前に、しっかり借りた方が良いんです。

 
Q 社長

あんまり借入すると、財布が緩くなって使ってしまいそうだけど

 
A 税理士の大内

借りたお金に色を付けると良いですよ。

うちでも借りたお金はメインの銀行の三菱には置かずに、引き出すのに不便な信用金庫に

入れてあるんです。

こうすることで、振込する際の残高とかがあまり多すぎないようにしています。

 
Q 社長

なるほどね・・・・

じゃあ、500万円でも借りておくかな

 
A 税理士の大内

そうですね。

今の状況で借りておけば金利も有利なのでお勧めです。

 
これが税理士に対するお金(銀行の融資を受けるか)の相談なのです。

自分が良いと思っていることでも話してみると違う考え方にも気が付くのです。

これも税理士の使い方なのです。

 
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