税理士の仕事とは?法人を作ったときの決算の流れは?
2021 / 05 / 13
税理士を探しているあたなへ送る、「税理士の仕事とは?」をお答えいたします。我々税理士は、大きく分類すると4つの仕事をおこなっています。
税務・会計・経営・お金となりますが、日々の社長さんとの会話から税理士との仕事の仕方をご紹介いたします。
Q 創業予定者
大内さん! 今まで会計業務を経験したことがないので、決算までの流れについて概略を教えてください。
A 税理士の大内
そうですよね。会社で働いた人は決算のイメージがつかないですよね。
株式会社や合同会社の決算については、上場会社と同様決算(例えば3月)から2か月以内に株主総会を開催して、その総会のために決算書として貸借対照表・損益計算書・付属明細書等の作成が必要となります。
Q 創業予定者
なるほど、でも株主僕だけですか・・・・
A 税理士の大内
そうですね。起業した場合ほぼ90%以上がが、株主は自分だけのため、株主総会として利用するというより、その決算書に基づいて法人税や消費税の計算をするため、中小企業としては税務署等に提出するために決算書を作成することとなります。
Q 創業予定者
税務署関係ね~
A 税理士の大内
決算書に基づいて法人税を計算する仕組みを確定決算主義といいます。
また、決算書は銀行の融資の際にも利用します。
税務申告が終わった決算書の提出が銀行から求められるのです。
Q 創業予定者
なるほどね。最近クラウドのソフトで自動化!!
と宣伝しているけどAIで自動に処理してくれる???
A 税理士の大内
会社の業務は、財務・経理・総務の業務があり、支払い関係や入金の確認、今後の資金需要の予測などが財務の仕事で、この財務の結果を記録するのが経理の仕事となります。
最近はクラウドのソフトがあり、テレビなどで自動化として説明していますよね。
これらのソフトは、請求書の発行を行うと、会計帳簿に売上の処理が入り、給料の支払いがあれば給料の処理が会計帳簿に反映されることになっているのですが、どのように反映させるかや正しく反映していない場合に修正する必要があり、
簿記の知識とシステムの仕組みを理解しないと正しい処理ができないので、かえって難しい場合があります。
システムと簿記が好きな方には向いていると言えます。
Freeeは、ERPという統合型のソフト業務から経理をする仕組みが強いのが特徴で、
MFクラウドは弥生会計などの経理専用のソフトに、請求・経費・給料などが連携できるソフトで正確にはERPではないです。
したがって、経費精算だけや給料だけを個別に契約して利用できるようになっています。
弥生会計など経理だけのシステムを使って、家計簿のように日々記録していくことが、スタート時点は簡単だと思います。
Q 創業予定者
なるほどね。自動化というと全部勝手にやってくれる感じがするけどね
A 税理士の大内
東京商工会議所の相談員もやっているので、たまにFreeeで処理して銀行に出したら変ですよ・・・と言われて修正しようと思っても直せない、
なんて声も聞きます。
Freeeは統合型なので使いこなすのにシステムと簿記の仕組みがある程度ないと正しい結果ができないですよ。
うちでは、クラウドのソフトならMFクラウドを利用してもらうようにしていますが。
宣伝みないになってしまいますが・・・・・
Q 創業予定者
はじめから税理士にお願いするしかないですか?
A 税理士の大内
法人の場合には、先のように上場会社などと同じように決算書・申告書を作成する必要がありますが、個人の場合には簡易な帳簿での作成も認められる。
具体的には、処理する内容通信費・交通費・消耗品費などを上段の横のに記載し、縦に、日付と支払先と内容を記載することで、エクセルを使って記録した結果に基づいて申告することもできます。
個人なら自分で経理をやって申告まですましている人も最近は結構多いですが、
法人の場合には、申告を税理士にお願いしているケースが圧倒的に多いのでは。
Q 創業予定者
ありがとうございます。
今回は、起業予定者からの相談でした。
最近は、副業が認めらえれ在宅勤務が増えてきているので、影?表?で
起業する方が多くなっています。
ちょっとしたことでも相談すると明確な答えが得られるものです。
これも税理士の大事な仕事です。
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