4つの力!「守る力」を身に付けよう!(その2)

2023 / 08 / 14

起業・創業を支援する品川区の税理士・ベンチャー支援税理士法人が起業を検討する方に向けてのコラムです。

 
①お金を稼ぐ力 ②お金を守る力 ③お金を貯める力 ④お金を増やす力の4つの力を身に付けて、

お金をしっかり貯められる経営を我々は提唱しています。

 
さて、今回のテーマは、「お金を守る力を身に付けよう!(その2)」です。

前回は貸借対照表を読めるようなろうという結論の話をしましたが、今回は簿記についてです。

 
経理とは、会社のお金や取引を記録することで、簿記で作業することとなります。

簿記には、簡易簿記と複式簿記があり、個人事業は、簡易簿記又は複式簿記で経理することができ、法人においては、すべて複式簿記で処理することとなります。

 
簡易簿記とは、売上帳・仕入帳・経費帳などを使って売上や経費を集計する方法で、もうけである損益を計算できるようにすることを主な目的とした簿記です。

零細の個人事業主にのみ認める簡便的な方法となっています。

 
一方複式簿記とは、資産・負債・売上・経費など、お金に関するものを体系的に記録できる簿記の方法で、簡易簿記と違い経理処理のためにはある程度の知識が必要となります。

詳しくは、簿記3級などで勉強されることをお勧めします。

 
簿記の目的は、次の4つとなります。
  • 記録するという目的
  • 外部に報告する目的
  • 財産を保全する目的
  • 経営を管理する目的
お金を守るためには、財産を保全(見えるようにする)ことが大事で資産・負債の把握が大事となります。

 
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