4つの力!「稼ぐ力」を身に付けよう!(その11)
2023 / 04 / 28
起業・創業を支援する品川区の税理士・ベンチャー支援税理士法人が起業を検討する方に向けてのコラムです。①お金を稼ぐ力 ②お金を守る力 ③お金を貯める力 ④お金を増やす力の4つの力を身に付けて、
お金をしっかり貯められる経営を我々は提唱しています。
さて、今回のテーマは、「稼ぐ力を身に付けよう!(その11)」です。
今回は、「売上を増やす4つの方向性」を説明します。
縦軸を「お客様」として、横軸を「商品」しします。
優先順位1位 A(単価アップ) ①脱落、スリープ客の掘り起し ②既存客の脱落防止 ③単価の高い商品へのシフトなど単価アップ | 優先順位2位 B(リピート率アップ) 既存のお客への類似商品・付随・付属商品の提供・新商品の提供 |
優先順位3位 C(新規客の獲得) 既存商品で新規客の獲得 | 優先順位4位(多角化) 新商品で新規のお客の獲得 |
売上を伸ばすにはお客様に多くのものを買って頂く必要があるわけです。
これを考えるにあたって更に自分のビジネスの形態を理解しておくことも必要です。
自分の会社のビジネスが「見込事業」か?「受注事業」か?
2つの事業形態を理解してください。
・見込事業
・・・先に商品を仕入れ・製造して販売する事業。商品の信頼により仕事が増えていく事業です。商品別に売上の方向性を考えて行きます。
・受注事業
・・・会社の過去の実績などの信頼によってお客様ごとに対応する事業です。お客様の信頼により仕事が増えていく事業です。お客様別に売上の方向性を考えて行きます。
見込事業は、新しい商品をどんどん展開してリピート率をいかに高めていくかが勝負になります。
受注事業は、新しいお客様をいかに増やしていくかが勝負になります。
この点が分かるだけで、売上を伸ばすには何をするべきか理解できると思います。
ちなみに・・・・
意外に多いのが、優先順位4位(多角化)を取り組んでしまうことです。
新しい商品を、今までのお客様に売るわけでもない事業です。
これは進めるのは、経営資源の小さな中小企業では難しいのが現実です。
非常に高い確率で事業が成功しません。
更に本業もおろそかになるので、本業もおかしくなります。
この点を理解して進めましょう。
ベンチャー支援税理士法人との仕事に興味を持たれた方は、
ご気軽にお問い合わせにてご相談ください。
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