税理士の仕事とは?経営の恐ろしさ・・・

2022 / 04 / 22

税理士を探しているあなたへ送る、「税理士の仕事とは?」をお答えいたします。

我々税理士は、大きく分類すると4つの仕事をおこなっています。

税務・会計・経営・お金となりますが、日々の社長さんとの会話から税理士との仕事の仕方をご紹介いたします。

 
Q 社長

原油の高騰や戦争による資材の高騰により

急激な環境の変化で毎月の月次が赤字になってしまって・・・・・

なかなか厳しい状況です・・・・

 
A 税理士の大内

そうですね。

コロナで色々と変化が起こっているところに戦争による資材の更なる高騰は

相当経営にダメージを与えていますね。

 
Q 社長

今まで大内さんに言われて「しっかり貯金」実践してきたつもりだけど

毎月の赤字が大きくてどんどん内部資金が減っていくよ・・・・

 
A 税理士の大内

そうなんですよ。

会社の内部留保である利益の蓄積のスピードと赤字による社外流出のスピードは

約2倍の開きがあるんですよ。

具体的には

100万円の利益を上げると、税金として約35%を負担するため

35万円の税金を納めて、残りの65万円の資金が残ります。

この65万円をしっかり貯金するのが「しっかり貯金経営」だったわけです。

 
Q 社長

大内さんにそう言われて貯めては来たんけど・・・・

 
A 税理士の大内

仮にこの100万円の利益の状況を10年間続けると

65万円の10年分として合計で650万円の資金が貯まることとなります。

一方で、会社が赤字になったとします。

1年間の赤字の金額が100万円だとします。

つまり、収入より支払いが100万円多いという意味です。

この場合には税金の支払いはないですが、1年間にお金が100万円減少します。

利益がでたときは65万円しか資金が増えないのに、赤字の場合には100万円資金が減少する。

この結果、10年間かけて積立お金を約6年間で吐き出してしまうのです。

 
Q 社長

なるほどね。

あれだけ苦労して貯めたお金もあっという間に無くなってしまうわけですね・・・・・

 
A 税理士の大内

社長のように私の話を理解してくれて実行してくれていたので、まだ余裕はありますが、

実は、貯金をしっかりしてない会社はすぐに倒産してしまうのです。

20年以上この業界にいると経済の浮き沈みを色々経験しているのですが、

このような大きな変化を乗り越えるためには「しっかり貯金」が絶対必要なんです。

 
Q 社長

なるほどね。

税金もったいない!!!!

と大内さんには言ってたけど、資金をもっているので立て直す時間が確かにあるね。

 
A 税理士の大内

変化に対応できる企業だけが生き残れる。

企業も生き物と同じなんですよ。

まずは、経費の見直しから一緒にはじめましょう!

 
 
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