税理士の仕事とは?失業保険受給中の方の正社員採用の件・・・?
2022 / 02 / 28
税理士を探しているあなたへ送る、「税理士の仕事とは?」をお答えいたします。我々税理士は、大きく分類すると4つの仕事をおこなっています。
税務・会計・経営・お金となりますが、日々の社長さんとの会話から税理士との仕事の仕方をご紹介いたします。
Q 社長
先日、工場の稼働率の増加に合わせて人の採用を進めているのですが、
実はいきなり正社員にするのはリスクが高いので、
まずはアルバイトとして採用しようと思うのですが・・・
A 税理士の大内
そうですね。
正社員として採用すると、試用期間の経過後に退職してもらう場合でも
正当な理由が必要となるため慎重に進める必要がありますね。
本人がアルバイトからのスタートでも問題なければ
アルバイトからのスタートでもいいのではないですか?
Q 社長
そうなんだよね。
実は、今度来てくれる人が息子の友達で
以前は飲食店で働いていたけどお店が倒産して、今、雇用保険の給付を受けているそうなんだ。
A 税理士の大内
そうですか。
飲食店は今相当厳しいですからね。
給付を受けながらアルバイトは多分できるとは思ます。
ただ、雇用保険の給付を受けている場合の失業認定書に、
アルバイトしている旨を記載するなど制約がありますので注意が必要です。
Q 社長
なるほどね。
雇用保険って昔の失業保険だよね。
アルバイトをしていると失業とは言えないかもしれないね・・・・
雇用保険ももらいながらまずはバイトでスタートさせてもらえると助からね。
A 税理士の大内
私は、雇用保険などは専門外なので詳細は分からないので
一度ハローワークで本人に詳細を確認してもらうと良いと思いますよ。
また、ケースによってはキャリアアップ助成金も検討できるかもですね。
この辺は、いつも手続きをお願いしている社労士さんに相談すると良いですよ。
Q 社長
なるほどね。
キャリアアップの件もあるので、雇用保険の件と合わせて相談してみます。
・・・・・
社労士さんの顧問がいる会社でも、労務関係の相談をまず
税理士にされる方が多くいます。
これはいつも経営全般について相談されるため、その中に労務の相談も入っているためです。
また、税理士・弁護士・社労士・司法書士などいろいろと専門家がいますが、
どの専門家に相談するべきか理解できていない社長さんも多くいるため
何でも税理士に相談される方が多いのです。
ただ、私たちは社会保険などの労務関係の専門家ではないため
一般的な注意点は、ネットでなどで回答できますが、
やはり社会保険などの専門領域は、社労士さんに相談することをお勧めするのが実情です。
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