税理士の仕事とは?売上は増えていますが・・・?
2022 / 01 / 17
税理士を探しているあなたへ送る、「税理士の仕事とは?」をお答えいたします。我々税理士は、大きく分類すると4つの仕事をおこなっています。
税務・会計・経営・お金となりますが、日々の社長さんとの会話から税理士との仕事の仕方をご紹介いたします。
Q 社長
今月の試算表でわかるように、売上が何とか順調に増やせています!
A 税理士の大内
そうですね。
今年は8月にあったペイペイのキャッシュバックイベントの影響で昨対20%を超える売上を維持できていますね。
コロナの厳しい状況でもありがたいことですね。
Q 社長
そうなんだよね。
新しい色々なお客様に足を運んで頂けているので助かっています。
また、この機会に新しい蔵元との取引をスタートして品ぞろえの見直しと
新しい商品の紹介をできるように取り組んでいます。
A 税理士の大内
そうですね。
売上が昨対20%を超える増加ができている反面、
仕入れは昨対30%を超える増加になっていて
実は資金的には、むしろお金が多く出て行っている状況になっていますね。
Q 社長
なるほど・・・・・・
実は、新規の蔵元と取引をはじめる場合にはどうしても最初にある程度の量を
仕入れる必要があってその影響が多いかもしれないですね。
A 税理士の大内
酒屋さんなどのビジネスは、見込み系のビジネスと言って、
新しい商品の数を増やしていくことが最も大事で
その意味では社長さんの取り組みは正しい方向性だと思っています。
取引先別に仕入れをみてみると
古い蔵元との取引量が大分減っているので、個別的にはしっかり管理できているように思います。
Q 社長
そうですね。
A 税理士の大内
ただ、売上の増加を追いかけるとどうしても、仕入数量が増えすぎて
在庫の増加ということで、資金をかなり圧迫します。
将来の設備投資のために備えて借りた銀行借り入れも運転資金のために幾分減っているので
仕入れの管理の徹底をお願いします。
Q 社長
了解です。
少しお酒と一緒に販売している食材関係が多いかもしれないので
来月から仕入れの見直しを行います。
A 税理士の大内
そのほうがいいですね。
これが、税理士とする試算表を見ての相談です。
基本的なやり取りですが、最近コロナの影響で一切お客様にお会いしない税理士事務所もあるようです。
ただ、1枚の試算表でも会話をするかしないかで、その見え方は大きくことなります。
私たちは、ただ数値を読み上げるだけでもその価値は大きく異なると思っています。
その数字の意味の質問から会社の問題点に気づき、自分自身で改善していく。
この連続が大切だと思っています。
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