「株式会社との対比でみる 合同会社の法務・登記・税務」の出版
2019 / 01 / 15
起業・創業を支援する品川区の税理士・ベンチャー支援税理士法人が創業した社長のよくある相談をお答え致します。今回はお知らせです。
「株式会社との対比でみる 合同会社の法務・登記・税務」を共著で出版させて頂きました。
合同会社については、昔の有限会社と同じように実務上考えている方も多いと思います。特に税理士は、日常発生する法人税課税が株式会社とほぼ同じであるため、その違いを意識する方が少ないように思います。
ただ、合同会社はもともと組合としての性質を持っているため、有限会社や株式会社と同様に考えてその運営を進めるのは危険な面もあります。そこで、「株式会社との対比でみる 合同会社の法務・登記・税務」を共著で出版する運びとなりました。
第1章では、定款作成・業務執行社員の決め方から始まる設立関係を、税務と登記関係も含めて解説を行っています。第2章では、株式会社と特に異なる社員の取扱いについて加入や持分譲渡等の問題をまとめております。4章では設立後の運営に際して業務執行社員が注意すべきポイントを中心にまとめ、第5章では組合の性格が色濃くでる損益の分配の問題を中心に税務上の取扱いを解説しております。第6章では合同会社から株式会社へ変更をする場合の取扱いを中心に述べ、第7章では解散や清算に関する問題をまとめております。また、第2編では合同会社で一番の問題となる定款について、具体例を9例記載し、想定されるケースをほぼモーラする形で掲載しております。
この「株式会社との対比でみる 合同会社の法務・登記・税務」の書籍を通じて、司法書士や税理士などの専門家だけでなく、合同会社を事業に活用しようと考える方の一助になるものと考えております。
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